社会・経済の動き@しんぶん.yomu第1106号

2024年出生数、初の70万人割れ公算  

厚生労働省は2024年の1年間の出生数が初めて70万人を割り込む公算が大きくなったと発表した。価値観の多様化で未婚・晩婚傾向が進んだことに加えて、新型コロナウイルス禍で結婚や出産を控える人が増えたとみられている。将来、さらなる人口減で働き手や消費者の減少によって、企業では人手不足が進み、自治体では住民サービスを維持できなくなるとともに、国レベルでは医療や年金などの社会保障制度の維持も困難視される。政府は「次元の異なる少子化対策」を推進するとしている。

「103万円の壁」見直し、経済対策に明記へ  

政府・与党は年収が103万円超となると所得税が発生する「103万円の壁」を見直す方向で調整に入り、月内にまとめる経済対策に盛り込む方針を固めた。「103万円の壁」撤廃については国民民主党が衆院選公約で訴えたもので、同党は非課税枠を178万円にするよう求めている。政府の試算によると、非課税枠の引上げによって、国と地方の1年間の税収は約7兆6千億円減ることになる。政府・与党は物価上昇率に基づく引き上げ幅を算出する案や対象世帯を絞る案も検討していくとしている。

検査院、「税の無駄遣い」648億円を指摘  

会計検査院は2023年度の決算検査報告書をまとめた。税金の無駄遣いで指摘した事業は345件で、金額は約648億円に上った。件数、金額ともに、昨年を上回っている。これらのうち、法令違反などの「不当事項」は294件に及んでいる。1件当たりの指摘金額が最大だったのは、農林水産省の約218億円で、農家などが債務不履行になった場合に融資元に代位弁済する同省所管事業で、資金の約6割が使用される見込みがないとされている。

高齢者の労災死傷者、8年連続で最多  

2023年の65歳以上の労働者は人手不足を背景に、過去最多の914万人となり、20年前と比べほぼ倍増していることが分かった。これに伴い、高齢者の労災事故も急増しており、昨年、死傷した60歳以上の人は3万9702人となり、8年連続で最多を更新してきている。転倒事故が4割を占め、濡れた床で足を滑らしたり、段差でつまずいたりなど、加齢による身体機能や筋力の低下が要因と見られている。このため厚労省は高齢者の労災を防ぐうえで、企業に高齢者の労災対策を努力義務として課す方針である。

「新語・流行語大賞」候補、30語を選出  

2024ユーキャン新語・流行語大賞のノミネート30語が選出された。30語には大谷選手が大リーグで達成した「50-50」、政治情勢を表した「裏金問題」、今年7月に20年ぶりに新しくなった「新紙幣」がノミネートされた。主催した自由国民社では「オリンピック、大谷選手の活躍、ダンス動画関連のヒットなど、話題は数多く見られたものの、流行語としては小粒揃いと思われる」と分析。12月2日にトップテンが発表される。

若年層の約8割、スマホ見ながら「飯」  

味の素が一人暮らしている15~59歳の男女を対象にしたアンケート調査で、「スマホを見ながら一人で食事する人」は10~20代で77.5%となり、8割近くを占めていることが分かった。その理由を尋ねたところ(複数回答)、「食事中の時間を有効活用したい」が最多の34.1%で、「食事中に退屈しないため」(27.7%)、「一人の食事がさみしいため」(26.4%)、「スマホをいじることが習慣化してしまっている」(21.9%)が続いた。

少子化で学習塾倒産、過去最多で推移  

帝国データバンクの調べによると、2024年1~10月の学習塾の倒産(負債1千万円以上)は32件となり、このままの推移だと過去最多だった2019年の39件とほぼ同水準になる見通しにある。少子化による生徒数の大幅な減少に加え、大手との競争から学習塾の倒産は増加傾向にある。また、中堅クラスの学習塾ではコロナ感染防止対策や酷暑対策からエアコンなどの設備投資のための借入金が膨らみ、倒産リスクが拡がってきている。こうした状況の中、法的整理の前に学習塾事業を他社に売却する動きもみられ、業界再編が加速するとみられている。

インフルエンザ、例年より早い流行入り  

厚生労働省の発表によると、インフルエンザが全国的な流行シーズンに入ったことが分かった。11月3日までの1週間に全国約5千の定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者数は1機関当たり1.04人となり、流行入りの目安となる「1人」を上回った。患者数を都道府県別にみると、沖縄(10.64人)が最多で、静岡(2.09人)、千葉(2.0人)が続いた。同省ではインフルエンザの流行入りを受けて、「手洗いやマスク着用、ワクチンの予防接種を受けるよう」にと呼び掛けている。

社会・経済の動き@しんぶん.yomu第1105号

世銀、原油92ドル近辺への急上昇を予測  

世界銀行は商品市場見通しで中東情勢の悪化で、この地域からの原油輸出が著しく減少した場合、国際指標である英国産ブレント相場が一時的に1バーレル=92ドル近辺まで急上昇するとの予測を発表した。世銀では中東情勢の混迷が深刻化した場合、2024年末に供給量は、2003年のイラク戦争や2011年のリビア内戦時の日量200万バーレルまで落ち込むとしている。現在は71ドル台で推移しているが、約3割上昇するとみている。

今年の賃上げ、初めて1万円を超える  

厚生労働省の2024年賃上げ実態調査で1人当たりの平均賃金の引上げ額は前年比2,524円高い1万1961円だったと発表した。引き上げ率は過去最高の4.1%で、引き上げ額も1999年以降で25年ぶりに最高となった。また、今年、賃金を引き上げた(予定を含む)企業は91.2%に上り、過去最高を更新した。賃金改定で重視したのは「企業の実績」(35.2%)が最多で、「労働力の確保・定着」(14.3%)、「雇用の維持」(12.8%)が続き、人手不足の深刻だけに人材流出を防ぐ狙いがあったとみられる。

今年度成長率、0.7%増と政府予測  

内閣府は経済財政諮問会議で2024年度の実質国内総生産(GDP)を前年度比0.7%となる見通しを示した。7月に0.9%増との見通しから引き下げたことになり、新型コロナウイルス禍後、最低水準となる。GDPを下方修正した背景には、自動車大手の認証不正から出荷や輸出が低調となったことが挙げられている。また、内閣府は2024年度の消費者物価指数の見通しで2.6%上昇するとの試算も示した。石破首相は会議で「物価上昇を上回る賃金の増加を定着させる」との意欲を示した。

熱中症救急搬送、最多更新の約10万人  

総務省消防庁は5~9月に熱中症で救急搬送された人は全国で9万5137人となり、これまで最多だった2018年(9万5137人)を上回り、最多を更新した。とくに、9月は全国各地で最高気温が35度以上の猛暑となり、9月の単月だけで過去最多となる1万1503人となった。また、搬送者数のうち、死者はこのうち120人で、3週間の入院を要する重症者は2178人だった。発生場所の38.0%が敷地内の庭や畑などを含む「住居」だった。

建設業の倒産、過去10年で最多ペース  

帝国データバンクのまとめによると、2024年の建設業の倒産(負債額1千万円以上)は10月までに1566件となり、前年をさらに上回るペースで増えていることが分かった。同社では「過去10年で最多を更新する見込みだ」としている。倒産の背景には、木材をはじめ建設資材高騰に加え、職人不足と人件費高騰が中小建設業の経営を圧迫していることが挙げられている。また、戸建て住宅などの価格高騰や金利上昇から「住宅着工が振るわない」との声も聞かれ、中小零細規模の建設業での倒産が続く可能性が高まっている。

11月の電気・ガス料金、値上がりへ  

政府が酷暑対策で行ってきている電気・ガス代の補助金支給が10月使用分で終了するため、11月使用分(12月請求分)からは値上がりすることとなる。電力大手10社の11月使用分は標準世帯で前月比513~650円値上がりすると発表している。一方、東京ガスなど大手4社のガス料金は前月比209~274円値上がりするとしている。政府は総合経済対策について11月をめどにまとめる予定で、電気・ガス代などの値上がりに対する支援策が検討されている。

不登校の小中学生、過去最多の34万人  

文部科学省は2023年度に全国の国公私立小中学校で不登校と判断された児童生徒は34万6482人だったと発表した。前年度から15.9%もの急増で11年連続増加してきており、過去最多を更新した。不登校は病気や経済的理由ではない要因で30日以上登校しない状況を指すもの。増えている状況について、同省では「不登校が休養や自分を見つめ直す機会になるとの認識が保護者間で広がった」と分析している。一方、「いじめ」の認知件数は約7%増の73万2568件だった。

85%が訪日客のマナー違反を懸念  

内閣府が全国3千人を対象にした世論調査で、国立公園への訪日客の増加に対する受け止めを尋ねたところ(複数回答)、「ルール、マナー違反が増えないか心配」との回答が最多の85.8%だった。次いで、「経済効果が期待できそう」(45.9%)、「地域活性化が期待できそう」(28.3%)と好意的な意見が続いた。受け止め方で最も多かった訪日客の懸念や危惧する声に対し、内閣府では「適切利用の普及啓発や対策を進める」としている。

社会・経済の動き@しんぶん.yomu第1104号

IMF、世界経済に低成長・高債務のリスク  

国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事はIMF・世界銀行年次総会で「世界経済が低成長・高債務に陥る恐れがあり、各国政府は国民の機会や意欲を向上させることや、気候変動などの課題に取り組む財源を失うことになる」としたうえで、「国民の不満は一層高まる」と警鐘を発した。また、IMFの財政モニターによると、世界の公的債務は今年初めて100兆ドルを超える見込みにあり、公的支出拡大を求め、増税を敬遠する政治的ムードが強まり、債務増加傾向が続くとみている。

財政審、地方自治体に歳出改革を求める  

財務相の諮問機関である財政制度等審議会は地方自治体に対して歳出改革の徹底を求めた。国が自治体に求めた教員の給与増加を自治体が歳出抑制や業務の合理化で財源を捻出すべきとした。財政審の今回の提言は、地方財政が悪化し、行政サービスを維持する上で、十分な予算を確保できないことを回避する狙いがある。増田会長代理は会見で「地方の人口減少に伴って、行政サービスをこれまでのやり方で維持していくのは難しい」としたうえで、「行政業務の効率化が必要だ」と指摘している。

5類移行後のコロナ死者数、年間3.2万人  

厚生労働省の人口動態統計によると、新型コロナウイルスの感染上の位置づけが5類に移行後の2023年5月~2024年4月の1年間の死者数は3万2576人に上ることが明らかになった。約97%を65歳以上の高齢者が占め、季節性インフルエンザの約15倍に上る。新型コロナウイルスは次から次へと変異を繰り返して高い感染力を持つ上に、病原性は低下しないことから、基礎疾患のある高齢者が感染しなくなっているとみられる。

東京都区部でのコメ、過去最大の62%高  

総務省は10月の東京都区部の消費者物価指数でコメ類が前年同月比62.3%上昇したと発表した。1971年以来、過去最大の上昇率となった。背景には、2024年産米が肥料や人件費などの生産コスト上昇分が価格に転嫁されたことが挙げられている。コメの価格は今後も高止まりするとみられている。生鮮食品を除く全体の指数は(2000年=100)は107.9となり、前年同月比1.8%上昇したものの、上昇率は9月の2.0%から縮小し、2カ月連続で鈍化傾向にある。

2024年世界気温、過去最高「ほぼ確実」  

気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は2024年の世界平均気温がこれまで最高だった2023年の14.98度を上回り、最高を更新することが「ほぼ確実だ」と発表した。1~9月の気温が最高を記録した昨年より高く、10~12月の気温が大幅に低下しない限り最高になるとみている。コペルニクス気候変動サービスでは「気温の上昇に伴って、豪雨のリスクは今後も増し続ける」としたうえで、「早急な温室効果ガスの排出削減」を世界各国に求めている。

2023年、温室ガス排出量が過去最多  

国連環境計画(UNEP)は2023年の世界の温室効果ガス排出量は前年比1.3%増の571億トンとなったと公表した。過去最多を更新し、1990年以降、増加傾向に歯止めがかかっていない。パリ協定では気温上昇を産業革命前から1.5度以内に抑える国際的枠組みを合意しているものの、各国が対策を強化しなければ世界の平均気温の上昇幅は今世中に最大3.1度になると指摘している。UNEPは「今すぐ対策を強化し、1.5度目標の実現に全力を尽くすべきだ」と発している。

能登豪雨、海面水温の高温が影響  

気象庁の有識者検討会会長を務める中村東大教授は能登半島を襲った豪雨は日本海の海水温が非常に高かったことが記録的な豪雨に影響した可能性があると指摘した。当時、輪島沖の海面水温が例年より4度も高い28度になっていた。中村教授は「海からの水蒸気の供給を受けることで大気の不安定性が保たれ、積乱雲が発達しやすい条件となった」としている。また、日本海は平年より海水温が非常に高い状態が続き、冬に寒気が南下するとドカ雪になる可能性があるとしている。

結婚したい時期は「25~29歳」が最多  

文部科学省が2001年に生まれた子どもを対象にした追跡調査で、結婚を考えている人の時期は、男女とも「25~29歳」(女性51.5%、男性40.4%)が最多だったことが分かった。一方、「子どもは持ちたくない」との回答した女性は12.3%で、18歳時点の調査から4.8ポイント上昇し、男性も18歳時より1.9ポイント増え、最多となっており、18歳から年齢を重ねるごとに「子どもを持ちたくない」割合が増している。同省では「個人の価値観だ」としている。

社会・経済の動き@しんぶん.yomu第1103号

1~9月訪日客消費額、最高の5.8兆円  

観光庁は1~9月に日本を訪れた外国人の宿泊や買い物などによる消費額は5兆8582億円だったと発表した。これまで年間最高を記録した2023年の5兆3065億円を9月末で超え、今年度は最高を更新することが明らかになった。円安が追い風となり、訪日外国人が増加するとともに、宿泊費の上昇など物価高が消費額を押し上げたとみられる。同庁では「訪日客が都市部に集まる傾向は変わらず、地方への誘客が課題だ」と提起している。

2035年時点での労働力不足率、5.1%  

パーソル総合研究所と中央大が公表した2035年時点の国内の労働力を展望した「労働市場の未来推計2035」で、時間に換算した労働力需要に対し、供給が足りていない割合(労働力不足率)は全国平均5.1%となることが分かった。全国の労働力不足は1日当たり1775万時間(働き手384万人相当)に上るとみられる。産業別では、サービス業が最も不足率が高く、卸売・小売業、医療・福祉が続いた。都道府県別では秋田が全国最悪の19.1%で深刻な状況となることが予測されている。

低炭素エネルギーが2030年代の主役に  

国際エネルギー機関(IEA)が公表した「2024年版世界エネルギー展望」で、2030年代半ばに原子力を含む低炭素のクリーンエネルギーが最大のエネルギー源になるとの予測を示した。また、世界の石油需要は2030年までにピークを迎え、減少に転じるとの見通しも明らかにした。IEAは各国が脱炭素化に向けた政策の実行により、クリーンエネルギーが石油を上回って最大のエネルギー供給源となり、2050年時点で全体の約4割に達するとしている。

金の国内小売価格、過去最高値に  

金の国内小売価格の指標とされる田中金属工業の10月15日の店頭価格は1グラム当たり1万4069円となり、過去最高値となった。中東地域での紛争の緊迫化から金の需要が国際的に高まったことに加え、アメリカの金融政策が利下げに転換したから日本国内での金の価格が高騰した。金の価格はこの約1ヵ月間で1グラム当たり1000円以上もの値上がり見せている。金は以前から「有事の金」とも言われ、戦争や災害、世界経済を揺るがす事態の発生時には金の需要が高まる傾向にあるとされている。

新米の相対取引価格、初の2万円超  

農林水産省は2024年産米の9月の相対的取引価格(全銘柄平均、玄米60キロ当たり)は2万2700円だったと発表した。過去最高を更新し、2万円を超えたのは初めてとなる。昨年産米での相対取引価格(1万5291円)と比べ48.5%の大幅な上昇となっているが、背景には肥料など農業資材の高騰や2023年産米で需給がひっ迫したことが挙げられている。小売価格も高騰しており、総務省の9月の全国消費者物価指数(2020年=100)では、米類が前年同月比44.7%上昇している。

来春卒大学生の就職内定率、95.9%  

リクルートが公表した2025年卒業予定の就職内定率は10月1日時点で95.9%だったことが明らかになった。前年同期より3.9ポイントも高く、2012年調査以降で最も高くなっている。内定を得た企業数で最も多いのは「1社」が34.0%だったが、「2社」以上の企業から内定を得た人は66.0%もおり、就職戦線は学生優位の「売り手市場」となっている。就職内定を決めた企業の業種では「情報通信業」(25.3%)が最も多く、「機械器具製造業」(14.5%)が続いた。

「運動しない」35~39歳女性、4割超え  

スポーツ庁の体力・運動能力調査で35~39歳女性の42.5%が「運動をしない」と答えていることが分かった。調査で、20~40代の女性が「運動しない」と答えた割合が高く、とくに35~39歳女性が高かった。「週1日以上運動する」とした30代女性で3割、40代女性で3~4割にとどまった。直近10年の調査結果では、体力・運動能力は男女ともの世代別で低下傾向がみられた。同庁では「働く世代、子育て世代を重点にスポーツ参加を促していく」としている。

中年世代の8割、日常生活で疲労感  

サントリーウェルネスが40~50代男女を対象にした調査で、8割が日々の生活で疲労を感じていることが分かった。調査で「とても感じている」(33.9%)、「やや感じている」(46.1%)と答えていた。そのうち6カ月以上も疲労感が続いている人は84.0%に上った。疲労感への対策を講じている人(41.2%)に悩みを尋ねると、「休んでも十分に疲労感が取れない」(49.3%)が最多だった。

社会・経済の動き@しんぶん.yomu第1102号

2024年ノーベル平和賞に日本被団協  

2024年ノーベル平和賞に日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)が選ばれた。ノーベル平和賞に選出されたことについて日本被団協の箕牧代表委員は「戦後79年の成果。世界に1つしかない成果ですから、それが日本被団協なるなんて夢にも思わなかった」との感慨を会見で述べた。また、「核兵器は絶対に失くしてほしい」と願いを伝えながら、「トゥーエブリワン インザワールド 世界の皆様へ。私たちが生きている間に核兵器をなくして下さい」とメッセージした。

8月経常黒字、過去最大の3.8兆円  

財務省の発表によると、8月の経常収支は3兆8036億円となり、8月としては過去最大の黒字幅となったことが明らかになった。黒字幅が拡大した主な要因として、海外に持つ資産による利子や配当収入などの「第一次所得収支」の黒字幅が拡大したことが挙げられており、単月としては過去最大の4兆7006億円となった。また、貿易収支も前年同月比3700億円余り赤字幅を縮小し、サービス収支も1970億円赤字幅を縮小した。経常収支全体の黒字は19ヵ月連続となった。

8月実質賃金、3カ月ぶりにマイナス  

厚生労働省は8月の毎月勤労統計調査で、物価変動を考慮した1人当たりの実質賃金は前年同月比0.6%減となり、3か月ぶりにマイナスに転じたことが分かった。6,7月は2ヵ月連続で夏季賞与の支給からプラスになったものの、8月はマイナスに転じた。物価高が賃金に追いついていない状況に戻ったことになる。名目賃金である現金給与総額は3.0%増の29万6588円で32ヵ月連続プラスとなっているものの、消費者物価指数は3.5%上昇しており、実質賃金は減っている。

2024年上半期の企業倒産、5千件超に    

東京商工リサーチが発表した2024年上半期(4~9月)の全国企業倒産件数は前年同期比17.8%増の5095件となったことが明らかになった。10年ぶりに5千件を突破した背景には、人手不足に加え、円安による輸入資材の高騰が挙げられている。事実、人手不足が要因の倒産は148件、仕入れコスト増による物価高が要因の倒産は353件に上っている。同社では「価格転嫁が進まない中小・零細企業の収益に重荷になっている」とみている。

9月の企業物価指数、2.8%上昇  

日銀は9月の国内企業物価指数(2020年平均=100)は前年同月比2.8%上昇の123.1となったと発表した。8月からの伸び率は0.2ポイント増えている背景には、品薄で価格が高騰しているコメを含む農林水産物の伸び率が12.4%と急激に上昇したことが挙げられている。電力・都市ガス・水道は7.9%上昇、銅やアルミなどの非鉄金属は9.7%上昇、石油・石炭製品は1.3%上昇となった。一方、輸入品の輸入物価指数は円安が一服したことから、8か月ぶりに前年同月比で下落した。

WMO、過去30年で最も「川が乾燥」  

世界気象機関(WMO)が世界の水資源の現状を分析した報告書で、「2023年は河川の流量が過去約30年間で最低で、最も川が乾燥した年だった」と指摘した。2023年は観測史上で最も暑い夏となり、1991年以降で河川の流量が例年よりも少ない流域の割合が45%と最も高かった。また、報告書では「氷河の消失は過去50年間で最大で、米大陸では干ばつも多発した」と指摘した。その上で、WMOは「生活や生態系に代償を伴う形で様々な警告を受けている」と世界的な危機に瀕しているとメッセージしている。

今世紀中に「人生100年」時代は来ない  

米イリノイ大などのチームが米科学誌ネィチャーエイジングに発表した今世紀中に100歳まで生きる人の割合は女性で15%、男性で5%を超えることはないとの予測を明らかにした。日本や韓国、スイスなど長寿の9カ国・地域の人口データを解析すると、1990年~2019年の約30年で寿命は平均6.5歳延びていた。衛生状態の改善や医療の進歩を背景に、10年につき3歳のペース寿命は延びたものの、ここ最近30年はこのペースを下回っている。

「最も魅力的な国」、日本が2年連続首位  

米国大手旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー」の読者投票形式による「世界で最も魅力的な国」を選出したところ、日本が2年連続で選ばれたことが分かった。2位はポルトガル、3位にトルコが選ばれた。また、人口50万人以上の都市を対象とした「世界で最も魅力的な大都市」で東京が昨年の2位から首位に選ばれた。日本政府観光局では「訪日旅行に対する高い期待を感じる。東京以外も含め、日本各地の魅力発信に取り組む」としている。

社会・経済の動き@しんぶん.yomu第1101号

10月の食品値上げ、今年最多に  

帝国データバンクの調査によると、10月に値上げが予定されている食品は2911品目に及び、品目数としては4月の2897品目を上回り、今年最多となることが明らかになった。値上げの背景には、原材料高、物流費や人件費の上昇が挙げられている。同社では「円安による値上げが一服するものの、賃上げによる人件費の上昇分を価格に転嫁する動きは続くだろう」とみており、今後も食品値上げは継続するものとみられる。

東京都、全国初のカスハラ条例    

10月4日に開かれた東京都都議会定例会で全国初となるカスタマーハラスメント(カスハラ)の防止に向けた条例が全会一致で可決・成立した。カスハラを禁じる条例は全国初。都は国に先駆けて条例を制定したが、罰則は定められていない。条例では、「何人もあらゆる場においてカスハラを行ってはならない」と明記する一方、「顧客らの権利を不当に侵害しなければならない」とも盛り込んでいる。厚労省では企業に従業員をカスハラ守る対策を講ずることを義務付ける法整備を検討している。

円売り・ドル買い加速し、一時149円台  

10月4日のニューヨーク外国為替市場で一時1ドル=149円01銭まで急落した。149円台となるのは8月中旬以来。背景には、米労働省が発表した雇用統計で、非農業部門の就業者数が増加に転じ、失業率も前月から改善したことや平均時給も増加に転じたことに加え、アメリカでの大幅な利下げ観測が大きく後退したことから、円売り・ドル買いが進んだ。中東情勢緊迫化で原油を海外に頼る日本にとって、円安の流れは一段と国民生活を圧迫しかねない。

2023年度健保組合の半数超が赤字  

大企業の社員らが加入する健康保険組合の全国組織である健康保険組合連合会の発表した2023年度決算見込みによると、1380組合の52.6%が赤字に陥っていることが明らかになった。前年度、赤字組合は40.3%から増加している。決算見込みによると、高齢者医療の財政を支える拠出金は3兆6526億円、健保組合の加入者向けの保険給付費は4兆7301億円だったのに対し、保険料収入は8兆7184億円で、実質1367億円の赤字だった。

介護費用、過去最多の11兆5千億円  

厚生労働省の発表によると、2023年度に介護保険からの給付や利用者負担を含めた介護費用は11兆5139億円に上ることが明らかになった。前年度比2.9%の増加で、調査を開始した2001年度の4兆3782億円から約3倍近くに増え、過去最多を更新した。高齢化の進展から利用者数が増加したことが要因となっている。介護サービスに掛かった費用の1人当たり平均額(2024年4月審査分)は20万1300円となっている。

高卒求人倍率、過去最高の3.7倍  

厚生労働省は9月に発表した2025年卒業予定の高校生の求人倍率は7月末時点で過去最高の3.7倍になることが分かった。とくに、従業員規模1千人以上の大企業の求人が前年比6.4%増で最も高い。人手不足から若手人材の確保を急ぐ企業の姿勢が浮き彫りとなっている。就職支援会社のジンジブでは「人手不足で大卒の採用が難しい一方、社員の構成年齢も上がってきている。若手人材の中で、高卒社員は20歳代の活躍期間が長く、サービス業や製造業を中心に採用意欲が高まっている」と指摘している。

夫の育休長いほど妻の働く意欲アップ  

積水ハウスが小学生以下の子どもと同居する20~50歳代の男女を対象にした調査で、夫の育児休暇の取得日数が長いほど、妻の働く意欲が高まる傾向にあることが分かった。夫の育休後の意識変化を妻に尋ねたところ(複数回答)、「仕事への意欲が増した」と答えた女性は、夫の育休取得期間が「1か月未満」で5.4%だったのに対し、「3~6カ月未満」は15.2%、「6カ月以上」は22.8%だった。

大谷投手、今年の経済効果は1168億円  

関西大学の宮本名誉教授が推定した2024年に大谷投手が生み出した経済効果は1168億1181万円になるとの結果を発表した。ドジャースに入団した2024年は観客動員数の増加、グッズの売り上げ上昇、応援観戦ツアーの盛況などを織り込むとともに、個人としてのスポンサー契約による副収入なども含まれている。宮本氏は「2024年の大谷選手の経済効果は空前絶後の金額になった。この非常に大きな経済効果は1人のアスリートの活躍結果というレベルのものではない」と話している。

年末調整(定額減税関係)説明会のおしらせ

 宮古税務署主催・宮古法人会共催の元、年末調整(定額減税関係)説明会を開催します。令和6年度の年末調整では、定額減税が実施されますので、特に注意が必要です。適正な税務処理の為、下記の通り説明会を開催致します。是非ご活用ください。

【日 時】 11月11日(月)①午前10時~12時 ②午後2時~4時
      11月20日(水)①午前10時~12時 ②午後2時~4時
【会 場】 宮古合同庁舎 4階 会議室(宮古市小山田1丁目1-1)
【内 容】 給与支払者向け年末調整事務(定額減税事務)の説明
【受講料】 無料
【定 員】 各回50名
【用意する物】国税庁から送付する年末調整のパンフレット一式(10月下旬配達予定)
【申込方法・期限】11/11開催分は11/6まで、11/20開催分は11/15までに、電話または
FAXでお申し込みください。
【お問合せ】公益社団法人宮古法人会 TEL0193-63-1214/FAX0193-63-2250
【主 催】 宮古税務署
【共 催】 公益社団法人宮古法人会
※会場の駐車場は、利用台数に限りがありますので、公共交通機関をご利用ください。

実務セミナーを開催します。 『取り組み事例に学ぶ〔事業継続力強化〕~有事に役立つ対応力強化のポイント~』

 宮古法人会では下記の内容で実務セミナーを開催します。
 
 自然災害が頻発する日本列島。大きな損害を受けて残念ながら事業継続を断念した中小企業も数多くあります。国は2019年、中小企業庁が策定した防災・減災の事前対策に関する計画を認定し、各種支援策が受けられるようになる「事業継続力強化計画」の認定制度を創設しました。
 今回、中小企業が大規模自然災害等のリスクに備え、「事業継続力」をどう高めればよいか、災害対策と経営力強化はどうすれば両立するか、を考えていただくためのセミナーを企画いたしました。
  実際の取組事例に基づく「事業継続力強化」をお伝えし、また自社が損害を受けられた事業者の方のリアルストーリーもご紹介いたします。ぜひこの機会にご聴講くだ
さい。

 <第1部>
 演題 取り組み事例に学ぶ「事業継続力強化」~有事に役立つ対応力強化のポイント~
 講師 髙山 千佳歳 氏(たかやまちかとし) 独立行政法人中小機構 中小企業アドバイザー 
 <第2部>
 自然災害とActive Care(アクティブケア)【一歩先を考えた対応】について

 〇日 時 令和6年10月21日(月)13:30~15:00
 〇会 場 ホテル近江屋
 〇参加料 無料
 〇お申込み 宮古法人会事務局までご連絡ください。
       TEL0193-63-1214/FAX0193-63-2250
       メール umineko@miyako-houjinkai.com
 

社会・経済の動き@しんぶん.yomu第1100号

2050年の石油需要、18%増加を予測  

石油輸出国機構(OPEC)が発表した「2024年版世界石油見通し」で、2050年の世界の石油需要は2023年比で18%増の日量1億2010万バーレルに上ると予測していることが分かった。その上で、OPECは石油需要増加に応えるうえで、2050年までに17兆4千億ドル(2500兆円)の投資が必要だとしている。一方、経済協力開発機構(OECD)は石油需要が2050年に2023年比22%減になるとしており、OPEC見通しとは対極にある。

10月から住宅ローン変動金利引き上げ  

日銀が7月31日に政策金利を引き上げたのを受け、住宅ローン大手の銀行は変動型住宅ローンを借り入れている人を対象に10月から0.15%程度を引き上げる方針であることが分かった。住宅ローン借り入れの約7割は変動金利を選択しているとみられ、借入金利の上昇によって家計への負担が増すことになる。なお、5年間は毎月の返済額を維持し、返済期間内で支払いを遅らせる激変緩和措置も講じられている。

2050年「身寄りない高齢者」は448万人  

日本総合研究所の試算によると、65歳以上で配偶者と子など3親等内以内の親族がいない「身寄りない高齢者」は2050年に448万人となる見込みであることが分かった。2024年は「身寄りない高齢者」は286万人の水準にあるが、未婚化の進展などで一段と増加し、2050年時点では高齢者の9人1人程度となる見通しにある。「身寄りない高齢者」の増加によって、老後の施設入居や入院時の身元保証人の必要や遺体の引き取り手がいないという状況に陥りかねない。

新米の1等米比率、16年ぶりの低水準  

農林水産省の発表によると、8月末時点での全国の2024年産米の検査結果で、品質が最も良い「1等米」比率は63.7%だったことが明らかになった。2023年産米より5.2ポイント低いものとなっており、8月末時点での数値としては16年ぶりの低い水準となった。同省では、「東北などの主産地で収穫が本格化し始めており、最終的な1等米比率は例年より著しく悪くなることはない」とみている。また、農協や卸売業者が保有する8月末時点での在庫量は65万トンで、同時期としては2012年以来少ない量となっている。

2023年民間企業の平均給与、460万円  

国税庁の民間給与実態統計調査によると、民間企業に働く人の2023年平均給与は460万円だったことが分かった。3年連続で増となったものの、伸び率は前年比0.4%増で前年の2.7%からは下回った。男女の平均給与は男性が前年比0.9%増の569万円、女性が0.7%増の316万円だった。雇用形態別にみると、正社員が1.3%増の530万円、パートやアルバイトなどの非正規社員は0.7%増の202万円だった。

10月の電気・ガス、全社で値上がり  

大手電力10社の発表によると、10月使用分(11月請求)の家庭向け電気料金は、国の補助金が減ることで、前月に比べ全社で値上がりすることが明らかになった。また、大手都市ガス4社でのガス料金も全社で値上がりすることとなる。標準家庭向け電力料金の値上がり幅は、中部電力が最大の403円で、東京(396円)、関西(390円)が続き、都市ガスでは大阪ガスが最大の243円で、東京ガス(241円)、東邦ガス(235円)が続いた。

ナスカ地上絵、新たに303個を発見  

山形大の坂井教授らの研究グループは南米ペルーの世界遺産「ナスカの地上絵」で新たに303個発見した。日本IBMなどと協力し、地上絵を学習させたAIを使い、航空写真を解析して、新たに地上絵を発見したもので、研究グループは2004年以降で358個発見しており、今回の発見を加え、発見数は661個になった。坂井教授は「発見率は従来の16倍になった」とAIへの信頼を寄せるとともに、「他の候補地を調べれば、新たな地上絵は500個出てくるのではないか」と話している。

ごみ屋敷に住む人の7割、要福祉支援  

総務省行政評価局は人口10万人以上の30市区で大量の物品が屋内や敷地に放置された「ごみ屋敷」181件の事例を選別して分析したところ、131件(72.4%)で居住者同居家族に福祉的な支援が必要なことが分かった。全体の32.0%(58件)は65歳以上の単身高齢世帯で、介護ヘルパーや撤去費用を手当てして自治体がある一方で、福祉担当とごみ撤去を指導する担当との令閨ができていない事例もあった。

社会・経済の動き@しんぶん.yomu第1099号

基準地価、上昇率はバブル後で最大  

国土交通省が発表した7月1日時点での都道府県地価(基準地価)は住宅地と商業地、全用途の全国平均が3年連続で上昇した。全国平均の上昇率は、住宅地が前年比0.2ポイント増の0.9%、商業地は同0.9ポイント増の2.4%となり、上昇率はいずれもバブル経済崩壊で大きく下落した1992年以降で最大となった。同省では「バブル期のような短期的な売買ではなく、実需を反映した緩やかな上昇が続いている」とみている。

FRB、4年半ぶりに政策金利を利下げ  

米連邦準備制度理事会(FRB)は9月18日に主要政策金利を0.5%引き下げる決定をした。4年半ぶりの利下げの背景に、米国内でのインフレが鈍化したことや高金利政策による雇用情勢の悪化への警戒感を強めたことが金利引き下げの理由として挙げられている。日米金利が縮小傾向にあり、行き過ぎた過度な円安ドル高が解消する方向に向かうと思われるが、日銀の9月20日の金融政策決定会合で政策金利を0.25%の据え置くことを決定した。

8月コメ卸売価格、11年ぶりに最高値  

農林水産省の発表によると、8月のコメを業者に卸した際の「相対取引価格」が2023年産米の全銘柄平均で玄米60キロ当たり1万6133円だったことが分かった。6月の約11年ぶりの高値水準を上回り、8月としては過去最高となった。2023年産米は猛暑の影響で流通米が減り、インバウンド需要の増加で外食需要が高まり需給がひっ迫したことに加え、8月は南海トラフ地震臨時情報や台風による買いだめから需要が高まり、相対的価格が上昇した。今後、農家での生産コストを反映し、上昇基調が続くとみられている。

日本企業の女性管理者、初の10%超  

帝国データバンクの調査によると、日本企業の女性管理職の割合が平均10.9%だったことが分かった。2013年の調査開始から初めて10%を超えた。課長相当職以上の管理職に占める女性の割合は増えているものの、依然、全員が男性という企業も、なお43%に上っている。また、調査で、女性管理職割合が上昇しない要因について尋ねたところ、「家庭と仕事の両立がしにくい」「日本社会の性別役割分担意識の存在」「女性従業員が傷心を望まない」などが上位を占めている。

大谷選手、メジャー初の50-50快挙  

9月19日、米大リーグ・ドジャーズの大谷翔平選手がメジャー史上初めてとなる「50本塁打-50盗塁」を達成し、偉業を成し遂げた。当日は、2つの盗塁を成し遂げ51盗塁とし、3本塁打を放ち51本塁打とした。大谷選手は昨年、右肘手術を受け、投打二刀流から一転、今年は投手を断念し、「走れる 本塁打王」を目指してきた。残り試合数を勘案すると、さらにメジャー記録を更新するものとみられている。

中国、日本の水産物輸入再開で合意  

日中両政府は東京電力福島第一原発事故による処理水海洋投棄放出を巡って、中国は日本産の水産物輸入を停止してきたが、9月20日、輸入を再開することで合意した。岸田首相は、中国の水産物輸入規制の即時撤廃を求める立場は変わりないとしながらも、「着実に日本産水産物の輸入を回復させる」と会見で述べた。また、中国政府は国際原子力機関(IAEA)のモニタリングの下で海水などの試料採取を実施後、規制を段階的に緩和するとしている。

本を読まない、初めて6割を超える  

文化庁の2023年度国語世論調査で、1ヵ月に読む本(電子書籍含む、雑誌・漫画は除く)の数について、「読まない」との回答は62.6%に上り、初めて半数を超えた。過去最多で、前回調査の2018年から15.3ポイント増えていた。また、電子書籍を「普段利用する」向きは40.3%で、5年前と比べ15.1ポイント増だった。さらに、読書量の変化について尋ねたところ、69.1%が「以前に比べ減っている」と答えていた。理由では「情報機器で時間が取られる」が43.6%で最多だった。

男性の家事・育児力、3年ぶりに沖縄1位  

積水ハウスが男性の家事・育児力を都道府県別にランキングした「男性育休白書2024」によると、沖縄が3年ぶりに首位となったことが分かった。首位に次いで、2位に秋田・鹿児島の両県、4位に佐賀がランキングされた。同社が小学生以下の子どもを持つ20~50代の男女を対象に、男性の「育休取得日数」や「家事・育児幸福度」など5項目を数値化して順位化したもの。沖縄は家事・育児の実践数や関与度がトップで、家事・育児時間が2位、育児取得日数が3位だった。